環境学習への取り組み
(1) 学校版環境ISO事業
佐賀市では、平成14年度から、この事業に取り組んでおり、佐賀市内の全小中学校(佐賀市立のみ)が参加しています。平成26年度には、地球温暖化防止活動で環境大臣表彰を受賞しました。「学校版環境ISO」活動では、それぞれの学校がいくつかの実行目標を掲げ、PDCAサイクルで環境保全活動に取り組んでおり、その活動に対して市が3年毎に審査・認定を行っています。
(2) 環境ISO看板設置・更新事業
「学校版環境ISO」の取り組みに合わせて、学校の校門付近に看板を設置して、環境ISOの実践校であることを、それぞれの学校が宣言しています。看板を設置することで、児童生徒および教職員の環境意識を高め、古くなった看板は、学校からの要望を受け、順次新しい看板に更新しています。
(3) 子ども環境ポスター展開催事業
環境問題は、一人一人の心の意識の問題です。したがって、誰もが意識して取り組まなければなりません。多くの人たちの環境への意識を耕す方法の1つとして、佐賀市内の小中学生を対象に、地球温暖化防止、環境保全、環境美化、食品ロス、ごみ削減などをテーマにした環境ポスターを募集し、優秀な作品については、佐賀市立図書館、エコプラザ、エスプラッツ、ひがさすの4ヶ所で展示しています。また、有明海の生き物や海洋プラスチックごみ問題を扱った作品を対象として、「ひがさす賞」を授与しています。
(4)バス借上げ補助事業
佐賀市内の小中学校が研修地として、佐賀市清掃工場・エコプラザおよび東よか干潟ビジターセンター「ひがさす」の2か所を対象にした場合、学校が借り上げるバスの料金の一部を補助しています。
佐賀市教育委員会学校教育課でも、小学4年生および6年生を対象にした「ふるさと学習支援事業」を実施しており、バス借上げ料を負担しています。したがって、小学4年生および6年生が佐賀市清掃工場・エコプラザおよび東よか干潟ビジターセンター「ひがさす」を利用した場合は、環境政策課がバス借上げ料の一部を負担し、残りを学校教育課が負担するようになっています。
(5) 小学校社会科副読本「くらしとごみ」作製・配布事業
毎年、作成・配布している「くらしとごみ」の冊子ですが、学校現場の先生方には大変好評を得ております。佐賀市内の小学校では、小学4年生の社会科の授業で、この冊子と佐賀市清掃工場・エコプラザの見学がセットとして実施されており、バス借上げ補助事業と合わせて成果をあげています。
(6) 自然観察用具貸し出し事業
エコプラザ内には、自然観察の際に利用できる網や観察ケース、バケツなどが保管されており、環境学習会を行う団体(学校を含む)を対象に無料貸し出しを行っています。エコプラザのホームページ内に貸し出し器具のリストがありますので参照いただき、専用の申込みフォームからお申し込みください。
ここからチェック⇒https://www.saga-ecoplaza.jp/request