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ヤブ蚊の発生を防ぎましょう

最近の蚊に関する相談の多くは、「ヒトスジシマカ(ヤブ蚊)」です。
ヤブ蚊は少量の溜まった水からも発生しますので、家の周りの清掃、整理、樹木などの剪定をし、風通しを良くすることで、ヤブ蚊を減らすことができます。

「蚊」が発生した

特徴 種類
刺された 暗い所で刺される アカイエカ茶褐色の吸血蚊「アカイエカ」
昔から佐賀平野にいる。
・蚊取り線香、殺虫剤で退治。
・網戸を必ずする。
明るい時に刺される ヒトスジシマカ白黒まだらのヤブ蚊「ヒトスジシマカ」
住宅地に増えている蚊
・発生源(水溜り等)をなくす。
刺されないが多い 家の壁にはりついている
かたまって飛んでいる
ユスリカ「蚊」の仲間ではない「ユスリカ」
「ハエ」の仲間で吸血しない。
・側溝やタメマスを清掃。
・一斉清掃で河川清掃する。

ヤブ蚊発生源ワースト3

1.境界ブロックの穴

境界ブロックの穴
穴をふさぐ

2.プラスチック容器

プラスチック容器
外に出さない。
逆さにして水を溜めない。

3.植木鉢の受け皿

植木鉢の受け皿
2週間に一度清掃。

他にも側溝のタメマスや古タイヤ、空き缶や空き瓶などが発生源になります。
タメマスにはネットなどを張り、他のものには水が溜まらないようにしましょう。

ご近所でヤブ蚊対策しませんか?

ヤブ蚊については、市民の皆様のちょっとした心がけで発生を防ぐことができます。

発生場所、行動範囲 駆除方法・防蚊対策
ヒトスジシマカ
ヒトスジシマカ(ヤブ蚊)
・日昼夜活動する
・身近な水たまりに産卵する
・卵は乾燥に強く死滅しにくい、水が溜ると再び孵化する
・行動範囲が狭い (15m~50m)
・市では駆除していない。
・自治会等へ薬剤の提供はしていない。
(成虫蚊を駆除しても、効果は一時的である)
薬を使わない防蚊対策(上図参照)
身近な水たまりをなくし庭木の剪定をするなど、庭の隅々まで風通しをよくすることが最も効果的。
 落ち葉を溜めない。小さな水たまりが落ち葉の下に隠れている。
(幼虫の発生を防ぐことができるため)
ご近所の皆様で一緒に取り組むと、より効果的です。
~防蚊対策アドバイザーを派遣します~
市では、自治会または班単位でお申込があれば、作業員を派遣し、蚊の発生源を調査して、地元の方が取組める防蚊対策についての手助けを行っています。
この機会に、ぜひお申込ください!

【 防蚊対策アドバイザー派遣 】
受付期間: 毎年4月~8月中旬
費 用 : 無料
内 容 : 蚊の発生源の調査及び対策の助言
申込先 : 佐賀市環境政策課 電話40-7200へお電話ください

市ではアカイエカの駆除を行っています 

発生場所、行動範囲 駆除方法・防蚊対策
アカイエカ
アカイエカ
・夜間に吸血する蚊の代表
・河川等に産卵する。
・行動範囲が広い(1km)
・市では河川等の幼虫(ボウフラ)発生調査を行い、幼虫発生していれば駆除を行う。
(成虫になったものを駆除するより、幼虫を駆除するほうが効果的との研究結果)
・河川清掃(流れがよくなり、水がきれいになる)

※ 下水道の普及に伴い、アカイエカの発生は抑制されています。

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